MTA-FeX2

ベリリウム銅代替材でお困りの方へ

「MTA-FeX2」はプリハードンで24-28HRCの硬度を持ちながら、熱伝導率80-95W/m・Kの性能が期待できる新しい鉄銅合金の金型材です。ベリリウムは元よりコバルトやニッケルといった希少鉱物を使うことなく、鉄と銅という地球上で一番身近な金属だけを合金して作られるため、価格リスクも調達リスクもなく安心してご使用いただけます。

熱鉄合金!
「MTA-FeX2」で金型革命

安心・安全・安価の新合金

世界的に入手が困難となっているベリリウム銅。今、EV・5G・風力発電社会の到来で銅の価格が益々値上がり、その影響で様々な銅合金が値上がりしています。特にベリリウム銅はベリリウムがEUーRoHS指令にてその人体への影響から制限対象候補物質として検討されていたこともあり、各国で代替素材への転換が望まれています。

硬度(HRC)

熱伝導率(W/m・K)


※上記の数値は最高値です。

表面処理

MTA-FeX2は表面処理が可能です。

MTA合金が持つ様々な特性を研究しております。世の中に初めて誕生した合金ですので、どのような特性があるのか、様々な角度から検証しております。

MTA-FeX2はめっきやエジソンハード処理をすることで表面硬度が大幅に向上します。なおかつ熱伝導率は維持され、耐食性、耐摩耗性なども飛躍的に向上します。

硬質クロムめっき

– 硬度 HV750 –

DLC(炭素)

– 硬度 HV2500(MAX)-

CrN(窒化クロム)

– 硬度 HV2000(MAX)-

エジソンハード

– 硬度 HV730 –

カニボロンめっき

– 硬度 HV800 –

機械的特性

硬度(HRC) 熱伝導率(W/m・K) 引張強度(MPa) 熱膨張係数(x10⁻⁶/K)
MTA-FeX2 24 – 28 80 – 95 800以上 13.85

メリット

鉄ベースなので低価格で、ベリリウム銅並みのハイサイクル化を実現!

切削・加工性良好&優れた高温特性 さらにマグネチャックが使用できる!

鉄系合金なので硬度がありながら、熱伝導性が一般鋼材の3~5倍もある!

FAQ

ベリリウム銅代替の決定版

ベリリウム銅の世界的大手会社によれば、金型のサイクルタイムに影響を与える熱伝導率は60W/m・Kが境だそうです。「60W/m・Kを越えて熱伝導度が増加してもほとんどの適用事例でサイクルタイムはあまり減少しない」のだそうです。

用途は?

プラスティック射出成型用金型材 / 金型の入れ子 / ダイキャスト用金型 / チルベント・コアピン / 電極 / 熱交換器・部品 / 電磁波シールド材 / ゴルフヘッド

分野は?

自動車 / 飛行機 / ドローン / 電子部品・機器 / 家電 / ゴルフ

提供サイズ・価格は?

サイズによって単価が変わりますので、まずはお問い合わせください。ご希望サイズをお伝えいただければ、即日お見積もりいたしまして、回答させて頂きます。

納期は?

サイズ・仕上げにより納期が変わりますので、まずはお問い合わせください。

MTA-FeX2
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