硬度と熱伝導を兼ね備えた次世代金属「MTA-FeX2」金型用で正式販売開始
MTA合金株式会社は高級銅合金で知られるベリリウム銅やコルソン銅の代替材となる新しい金型用合金「MTA-FeX2」を今秋より正式に販売開始しましたのでご報告させていただきます。
MTA-FeX2は鉄と銅の合金技術（特許）を使って誕生した金型向けハイブリッド超合金です。従来、鉄と銅の合金は不可能でしたが、弊社が確立した新技術により可能となり、これまでの金型材の概念にはなかった硬度と熱伝導性を兼ね備えた鉄系合金の製造が可能となりました。ベリリウム銅に近い機械性能を持ち、価格はベリリウム銅より20～40％オフと大変リーズナブルでのご提供となりますので、プラスティク成型やガラス樹脂の成型用ハイサイクル金型材として気軽に安心してお使い頂けます。
【商品概要】
商品・サービス名：ハイブリッド金型材 MTA-FeX2
提供開始日: 2024 年 10 月
商品・サービス詳細URL：https://mta-tokyo.jp/mta-fex2/
【特長】
1.出荷硬度はHRC28－32 窒化処理でHRC60以上に
2.切削性が良く、マグネチャックに装着可
3.ベリリウム銅より安価で安心、しかも入手性も良い
【メリット】
MTA-FeX2は窒化処理やメッキといった表面処理によって、格段に硬度を上げることが可能です。例えばエジソンハード処理（窒化）やカニボロンメッキでHVで750～800程度、HRC60まで硬度を上げることが可能です。もちろん、熱伝導率は維持したままなので、ガラス樹脂成型の金型材などでも使用可能です。また、加工性が良く工具に負荷もかかりません。最大提供サイズは300×300×100mmで、磁性があるため、マグネチャックに装着可能な点も銅合金にはない大きなメリットと言えます。
そして、何よりベリリウム銅より20～40％程度お安くご提供できるため、コストダウンが最大のメリットとなります。金型製作のトータルコストダウンにMTA-FeX2を是非お役立てください。
詳しくはこちら下記のホームページをご覧ください。皆様からのお問合せ、お待ち申し上げております。