MTA9100 金属3Dプリンター造形サービス

硬度・強度に優れた金属3Dプリンター専用粉末が低価格で登場! 

MTA9100メタルパウダーを使った金属3Dプリンター造形サービスを開始致しました。世界初の新合金「鉄90%+銅10%」の2元合金をアトマイズしてできたハイブリッド合金粉末は強度・熱伝導性に大変優れており様々な金属製品に適用可能です。さらに既存の金属粉末に比べとてもリーズナブルとなっておりますので是非気軽にご利用ください。SLM方式、バインダージェット方式、EBM方式等、各種対応した微細粒形サイズもご用意しております。下記の問い合わせフォームもしくはお電話にてご依頼ください。

「費用対効果が悪い」をMTA9100 メタルパウダーで克服!

「高価で使いたくても使えない・・」「費用対効果が悪そうだ」そんな理由から金属3Dプリンターを敬遠する企業様を私たちはたくさん目の当たりにしてきました。キロ単価の高い粉末を使って造形しても大きなメリットがないというのです。

 

そのような悩みを持つお客様に是非お使い頂きたいのが『MTA9100 メタルパウダー GP-20』です。

 

MTA合金は世界で初めて量産化に成功した鉄と銅の新合金です。鉄の特性である硬度・強度に銅の特性である熱伝導性・通電性が加わった、まったく新しいステンレス以来の次世代型新合金になります。MTA9100メタルパウダーは低酸素・炭素フリー・高流動性・高拡散性・球状形・肉盛溶接性に加え、何よりも既存粉末に比べ低価格でお使いいただけるのが最大の特徴です。

MTA9100 3D造形品の特徴

サポート材なしで角度15°まで造形実現

形状を維持するサポート材は角度15°まで必要なし。余分なサポート材が少ないため、材料コストの削減が可能です。

 

最小極薄サイズ0.15mm実現

既存の金属粉末ではなかなか実現しない0.15㎜厚の造形に成功。極薄パイプや切削では不可能な内部流路の形成が可能で、ラティス・ポーラス構造によるトポロジー最適化も可能です。

造形後の硬度 HRC47、引張強度 950MPa

造形後の硬度はインコネル・チタンより高硬度、マルエージング鋼並みの引張強さがあります。(熱処理でさらに強度の調節が可能)。

切削では不可能だった複雑・緻密な設計が可能 です。

熱伝導率(熱処理後)は最大 60W/m·K、導電率は最大 14%IACS

金属3Dプリンターでベリリウム銅並みの熱伝導、導電性が実現。精度の高い積層とトポロジー最適化を活かしたハイサイクルの金型、複雑形状の熱交換器、耐摩耗性の電極など新しい分野への適用が可能です。

 

※ 上記の数値は自社で測定した参考値であり、保証値ではありません。 

※ 造形品の形状によっては傾斜角度15°の具現が出来ないケースもあります。

※ 熱伝導率と導電率は造形後、熱処理による数値です。熱処理によって硬度強度が変化することがあります。

汎用性の高いオープンパラメーター

MTA合金の3D造形技術は当初から量産性を見据えて開発が進められてきました。性能の良い材料があっても造形機が高額では費用対効果が悪く競争力のある製品生産には導入できません。そこでMTA9100は高額の造形機メーカーのライセンスに縛られないよう、どの機械でも使えるようなオープンパラメーターを目指し、その結果どのメーカーのどの装置でも精密な造形が可能な粉末材料として誕生しました。今後は日本をはじめアメリカ、ヨーロッパ、中国、台湾、韓国など、新規参入する安価な造形機メーカーとタイアップし次世代モノづくりに貢献して参ります。

※ 装置の特性によって工程の微細チューニングが必要な場合がございます。

強度と熱/導電性が優れた3D造形品

MTA9100は「サポート材の極小化」を研究しており、製品内部の中空部や流路の自由な設計に役立ちます。また、肉厚0.15mmまで薄く積層することが可能で製品の精密化・軽量化・小型化に最適です。鉄(Fe)の硬度・強度に加え銅(Cu)の優れる熱伝導性、導電性はハイサイクル金型、低摩耗電極、高効率熱交換器、高弾性ばね部品など既存の粉末では実現が難しかった造形が可能です。MTA9100は高品質・低コスト・量産性をさらに追及し次世代モノづくり産業に貢献して参ります。

MTA9100メタルパウダーの研究論文発表

MTA9100メタルパウダーの研究論文が世界的に有名な学術機関で発表されました。

MTA9100メタルパウダーの特性について2019年から研究してきましたが、このたび2020年8月にその性能が認めれられ、マテリアル分野では著名なグローバル学術誌「Journal of Material Research & Technology」に掲載されました。詳しくは下記のURLをご参考ください。

「Microstructural study on a Fe-10Cu alloy fabricated by selective laser melting for defect-free process optimization based on the energy density」「SLM方式で作製されたFe-10Cu合金の微細構造研究(エネルギー密度に基づく欠陥のないプロセス最適化)」

https://authors.elsevier.com/sd/article/S2238785420317737

MTA9100-3D造形品の期待分野

高電流 TIG 溶接用電極材としてー

高コスト、短寿命、難加工な電極材でお悩みの方にお勧めします。高電流電極材は500℃以上の過酷な条件で使われるので、摩耗、変形、亀裂などが発生しやすいです。MTA9100はベリリウム銅、タングステン合金に匹敵する導電率に加え硬度 HRC40以上の耐摩耗性と融点1496℃の耐熱性を重ねた次世代新素材です。

 

小型の精密金型としてー

金属3Dプリンターは既存の常識を覆す形状の自由度と拡張性を持っています。 MTA9100は業界最高クラスのサポートフリー15°を実現しているので、トポロジー最適化による精密形状がより自由に造形出来ます。精度の高い造形と高熱伝導、高硬度の特性は精密金型に最適なハイブリッド新素材です。

 

複雑形状の熱交換器にー

小型・複合形状のラジエーターの設計・製造にお勧めします。例えば肉厚 0.15mmの薄肉マイクロパイプの造形能力は熱交換器の小型化や軽量化の実現が可能です。また造形品を熱処理することでより硬度、強度、熱伝導性を高めるなど用途に合わせて耐久性や機能性をカスタマイズすることも可能です。

 

高弾性ばね材にー

新しいコンセプトの多機能弾性部品を考えている方にお勧めします。ベリリウム銅を上回る高い機械特性と熱伝導・導電率など良好な物理特性が融合しマルチな機能性を具現化します。例えば集積化、小型化が進められるコネクター、ソケット、リレーなど、これからのEV、5G分野などでも応用可能です。

MTA9100 メタルパウダーの特性
ガスアトマイズ粉末

項目

内容

成分

MTA9100(Fe 90%, Cu 10%)

タップ密度

4.5~4.9g/㎠

溶解温度

1,000~1,100℃

硬度

426.3Hv, 43.3HRC

熱伝導率

72~80W/m・K

形状

Spherical form(球状)

流動性(sec/50g)

≤25

製法

ガスアトマイズ法

サイズ

1μm~150μm

注文の流れ

① データ転送

3D CAD対応可能ファイル

STL (*.stl), IGES (*.igs,*.iges), STEP (*.step,*.stp)

② 見積もり

お客様から頂いたデータを検討の上、造形の可否を判断し、可能な場合お見積もりを致します。

 ※場合により着手金を頂くこともございます。

③ 造形・後加工

セットアップ ⋙ レーザー造形 ⋙ 応力除去 ⋙ 時効・熱処理 ⋙ ワイヤカット ⋙ サポート除去 ⋙ 表面仕上げ

④ 検品・納品・支払い

精度検査(寸法誤差)、外見検査(クラック、表面粗さ)、内部検査(内部欠陥)後納品いたします。

製品・その他のお問い合わせはお気軽にどうぞ
TEL:044-223-1071
営業時間9:00~18:00(土日祝日を除く)